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和だしを知ろう(食卓ハピエストKids教室)レポート

2018.03.11.

3回 食卓ハピエストKids教室を311日(日)に開催しました。今回のテーマは「和だしを知ろう」。開催するたびに嬉しくなります。参加してくれた子どもたちだけでなく、同伴されたお母さん、お父さんの笑顔でいっぱいになることに。保護者の方々は我が子が料理にチャレンジする姿を微笑ましく見守っています。その道のプロフェッショナルからの食に対する教えを積極的に聴き学んでいます。そして「ランチに来ましたか?(笑)」と思うほど、できあがった料理を堪能します。今回は、子どもたちが作ったお味噌汁。サービスの白ごはん。そして、シェフが作った出汁作りに使った昆布とカツオにキュウリや梅干しをあえたもの。さらには、鰹節に醤油をかけて、ご飯にのせたいなぁ…そんな急なリクエストにも応えていただきました。まさしく、ランチ。いや、日本のお昼ご飯でした。


<当日のタイムテーブル>


➀昆布についての学習
②5種類の昆布出汁の飲み比べ…子どもたちには日高昆布が大人気でした!
③鰹出汁と飲み比べ
④昆布出汁と鰹出汁をブレンドした出汁と飲み比べ…美味しい!という言葉が飛び交いました。
⑤鰹節削り…もう夢中!そして、みんな上手でした!お父さん、お母さんも体験!
⑥お味噌汁作り…作ったお出汁にお味噌に混ぜて、ネギ、お揚げ、豆腐を入れました。
⑦シェフの料理披露
⑧「いただきます」の意味についての学習
⑨お昼ご飯…本当に、本当に、美味しかったです。
⑩再び、鰹節削り…もう1回!子どもたちがやりたがりました。削った鰹節は持って帰っていただきました。

本物の味を知ると、それが基準になります。
だしソムリエの藤橋健太郎さんの言葉が印象的でした。
子どもたちの将来にとって、貴重な2時間だったと思います。


<子どもたちの感想>
【楽しかったこと・嬉しかったこと】
かつおをするのがたのしかった。
かつおをけずるのが一番楽しかった。
けずるのがしんどそうだったけど、うまくできてうれしかったです。


【驚いたことや発見したこと】
こんぶのまるいほうが下なのがびっくりした。
こんぶの種類がたくさんあって1つ1つ味がちがうのにおどろいた。
こんぶのあじが、いろいろあってびっくりしました。


<保護者の感想>
昆布の生え方や産地など今まで知らなかったことをたくさん知ることができて驚きが多かったです。味も今までに味わったことのない本当の味がしました。それだけで食べたり飲んだりしていても味が濃くてとても美味しかったです。子供達がかつおぶし削りを嬉々としてする姿や、だしの飲み比べで「にがい!」「こっちが好き!」と口々に感想を話していたのがよかったです。


 


普段の生活では知ることのできない体験をすることができ、良かったと思います。


自然の恵みをいつもいただいている事を、子供が知ることができ、今後の食生活がより楽しくなると思います。


素材の事から一から学べて、子どもにとって、とても良い学びになっていると思います。 


中々一から料理をさせる機会を持てないので良い経験になります。本人も毎回楽しみにしています。


 


----------------------Special Thanks----------------------


<特別講師>
だしソムリエ 藤橋 健太郎さん
苦楽園 こんぶ処 永楽 三代目店主


<運営団体>
食卓ハピエストlab